美しいウソ
2017年01月17日 (火) | 編集 |
 新しい年に入ってもう半月以上が過ぎました。北陸は雪に埋もれています。
 今日は雪も峠を越して、明るい日射しがあります。こんな日には、山の鳥たちが食べ物を求めて里に下りてくるはずです。エナガに会えるかもしれません。思い切って近場の緑地公園へと車を走らせました。道路は融雪装置と除雪車のおかげでスムーズに走らせることができました。
 公園の中は雪にすっかり埋もれ、誰も歩いた跡のない新雪を長靴で進もうとすると深く沈んでしまいます。それでも必死で進むと、運動不足の身体が悲鳴をあげて、呼吸困難に陥ります。あ~~~倒れる~~~意識が遠のき、しばらく木にもたれて意識が戻って来るのを待ちました。雪山で遭難ではなく、雪の公園で行き倒れ?こんな死に方は余り恰好よくありません。しかし、このまま帰るのでは余りに残念です。何か一種類でも鳥に会いたいと、見回していました。
 すると、どこかから男たちの元気なかけ声が響いてきます。近くでおみこしでも担いでいるのかなと思っていると、目の前のダム湖に自衛隊の人たちが訓練するボートが現われました。


 鳥たちも、この大きなかけ声で逃げるだろうなとあきらめていました。
 すると、目の前にチョロチョロと2羽の鳥が木から木へと移る姿が見えました。美しい赤が目に映えます。ウソです。この和名は「嘘」からではなく、口笛を意味する古語「うそ」から来ているそうです。鳴き声が口笛のように聞こえるからだということです。


 木の新芽を食べています。


 おいしそうに新芽を食べながら、口の中を見せてくれました。舌がよく見えます。


 後ろから撮った写真です。


真後ろから見ても、両の目が見えています。ということは、360度が見えているということでしょうか。調べてみると、ほぼ360度が見えているということのようです。弱い鳥たちが身を守るために、全方位を見張れるようにと、創造主がそんな視野の広さを備えさせてくれたのでしょう。

 ウソにはこれまで何度か会っていますが、こんなにゆっくりと楽しんだのは初めてです。
今日は、この美しいウソで十分です。これ以上、雪の中を歩き回ると、本当に遭難しそうです。早々と帰路につきました。


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